こんにちは、kabao23です。
6月に入り、イサキが旬を迎えるシーズンになってきました。
普段は堤防のルアーフィッシングや遊漁船でのタイラバばかりの私ですが、今回はお誘いいただき、人生で初めての「コマセ釣り」に挑戦してきました。
静岡・沼津港から出船する遊漁船「舵丸(かじまる)」さんで、駿河湾の一級ポイント・石花海(せのうみ)にてイサキ狙いです。
ルアーマンが初めてのコマセ釣りで釣れるのか?
そして、楽しいのか?
みなさんの疑問に、忖度なしで回答したいと思います。
結論から言うと、本命のイサキは渋かったのですが、エサ釣りなので魚自体はよく釣れました。
ただ、コマセ釣りは好みが分かれる釣法だと思います。
この記事では、舵丸さんでの石花海コマセ釣りの釣行レポートと、初心者がつまずいたタナ取り・同調のコツ、そしてルアーマン目線での率直な感想を紹介いたします。
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舵丸(静岡・沼津港)の出船時間・集合場所・設備レビュー。石花海まで2時間
沼津港発の遊漁船・舵丸について
舵丸さんは静岡・沼津港から出船する遊漁船で、石花海・銭洲・イナンバ・御蔵島など、駿河湾の沖磯・深場を広くカバーしている船です。

【公式ホームページ】

コマセのイサキ狙いで利用しましたが、石花海のヤリイカや、銭洲・イナンバへの離島遠征ジギングでも人気の船です。
今回の船長は息子さんで、常連のお友達が中乗りをされていました。
驚きの出船時間
まず驚いたのが、出船時間です。
出船はなんと午前3時30分💦
沼津港は湾の奥にあり一番遠いため、朝がとにかく早いです😅
いつも早くても4時半出船とかなので、この出船時間には驚きました(笑)
今回のポイントである石花海までは約2時間かかるので、この時間とのことです。
ただ、舵丸さんの船はかなり大きく、沼津港発では最速クラスとのことで、長距離でも快適に走ってくれました。

船が大きくて揺れにくいので、酔いやすい人にもオススメです❗️
舵丸の設備面
舵丸は銭洲(ぜにす)へ片道5時間掛けて遠征する船だけあって、船は大きく設備面も充実しています。

コマセで汚れた体を流せます。
ただしタオルは持参してください。
トイレが綺麗なのは重要ですよね。
特に女性アングラーには死活問題だと思います。
その点、女性客にもオススメできます❗️

大体の釣り船では『小便は海に向かってしてください』となっていますが、こちらは小便器が2つあります。
船縁でするよりも心理的に安心感もあり、快適です。
大きな船だからこそできる、男性釣り人にとってありがたい仕様です。

長時間の移動を考えると、これは本当にありがたい✨️
半個室みたいになっており、プライベートが保たれます。

仮眠室は半個室で8つあります。


酔いやすい人にしたら、寝てたらポイントに付くのは非常に有り難い点だと思います。

釣った魚を活かせるので、釣りに集中できます。
生け簀に入れているので、魚は落ち着いた段階で締めることができますので、良いコンディションで持ち帰ることができます。

初乗船でいつもは分かりませんが、個人が締めて血抜きをする流れでした。
⑥氷は無料
船首側の収納に大量の氷があります。

無料で頂けるので、締めた魚を冷やすことができます。
注意点
共用部になるので、濡れたり汚れたりしている場合、キャビンや仮眠室への入室の際は注意ください。
雨具は脱いでから入室してください。
釣った魚を生簀に入れっぱなしにしておくと、死んでしまいます。
ある程度経ったら、しっかりと締めて、血抜きして冷やしておきましょう。
美味しく持ち帰るために、釣ったことに満足して放置しないように注意しましょう❗️

私も生け簀に入れているから良いだろうと思っていたら、魚が死んでいました💦
生簀から水が流れる仕様となっているので、足元はかなり濡れます。

スニーカーで行くと一発で浸水するので、サンダルか長靴を強くおすすめします。
今回は気温が高かったので、クロックスのサンダルで一日過ごしました。
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石花海(せのうみ)とは?駿河湾に沈む「天然の好漁場」
今回のポイントである石花海(せのうみ)は、駿河湾のほぼ中央にある「浅堆(せんたい)」、簡単にいうと海の中にそびえる大きな海底の山です。
まわりは水深1000m級の深海なのに、石花海の山頂部分だけはぐっと浅くなっていて、いちばん浅いところは水深32mほどです。

海の中に標高1000m級の山が沈んでるって、ヤバすぎ💦
この地形のおかげで潮と栄養がぶつかり、プランクトンが湧いて餌が豊富だからこそ魚が集まる、駿河湾でも屈指の好漁場になっています。
石花海は大きく「北の瀬(北堆)」と「南の瀬(南堆)」の2つに分かれていて、釣れる魚もとにかく多彩です。

私が今回、本命イサキ、アカイサキやヒメダイ、さらにタイラバでカサゴまで釣れたのは、それだけ石花海が多魚種の宝庫だからなんです。
そして、石花海のイサキが「美味い」と言われる理由も、この場所にあります。
石花海のイサキは、駿河湾名物の桜エビなどを食べて育つため、しっかり脂が乗っていて、魚体が黄色っぽいのが特徴と言われています。
いわゆる「ブランドイサキ」として扱われる、ちょっと特別なイサキなんです。

数は伸びませんでしたが、こんな特別なフィールドで竿を出せただけでも、行った価値は十分にありました❗️
舵丸・石花海でのコマセ釣り釣果報告
当日のコンディション
当日のコンディションは下記の通りです。
| 船 名 | 舵丸(静岡・沼津港) |
| 釣 法 | コマセ釣り(カゴ釣り) |
| ポイント | 石花海(せのうみ) |
| 天 候 | 晴れ・ベタ凪 |
| 潮 汐 | 中 潮 |
| 干 潮 | 10:00 |
| 満 潮 | 17:00 |
| 釣 り 座 | みよし(船首) |
風はベタ凪で波もなく、船酔いしやすい人にとって最高のコンディションでした。

個人的には少し荒れている方が釣れるから好みなんだけど😅
釣り座はみよし(船首)でした。
過去の釣行ではあまり相性の良い釣り座ではないので、心配ながらスタートです。
コマセ釣りのイサキ狙いは「棚(タナ)の取り方」と「同調」が肝

ここが初コマセで私がいちばん苦労したところです。
私がよく行くタイラバやジギングは「ポイント到着後に速く落としたもの勝ち」で、着底から手返しよく手数を出していく釣りです。
ところがコマセ釣りは、まったく逆の発想でした。
あらかじめイサキが回遊するポイントに船を付けて、魚が回ってくるのを「待つ」釣りなんです。
船長の指示をもとに今回の手順を整理するとこうなります。
- 指示ダナより8m下まで仕掛けを落とす
- そこから竿を2〜3回しゃくって、コマセを放出する
- ハリス分(+α)巻き上げて、指示ダナまで上げて待つ
このひと手間が「同調」です。
しゃくってコマセを放出し、その後ハリス分だけ巻き上げることで、撒いたコマセの煙幕の中に、ちょうど餌(付けエサ)が入るようにする。
これが「コマセと餌を同調させる」という意味でした。

撒き餌と付けエサをピンポイントで重ねるって、難しいよな💦
コマセカゴへのオキアミの詰め方にもコツがあって、入れすぎず「半分から7分目」までにするのがポイント。
入れすぎるとカゴの中で詰まってしまうそうです。
そして、取り込みにも注意点がありました。
巻き上げてきてカゴが水面に来たら、電動を止めます。
あとは手でラインを持って、テンションを抜かないように抜き上げる。
ここでテンションが抜けると、針掛かりが浅い魚はポロッとバレてしまいます。

実際に私は今回、連子鯛(レンコダイ)をこの取り込みでバラしてしまいました😭
なお、ロッドは竿受けに固定したままでもOKで、固定したまましゃくることもできます。
ただ、個人的には手持ちにしていた方がアタリが取りやすく、アワセも入れやすいと感じました。
このあたりはルアーで手持ちに慣れているからかもしれませんね。
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石花海イサキのコマセ仕掛け(今回のタックルセッティング)
今回使ったコマセ釣りの仕掛けはこちらです。
| リール: | 電動ベイトリール 3000番台 |
| 錘: | 100号 |
| ゴムヨリトリ: | 1m(太さ2〜2.5mm) |
| ハリス: | 6m、2本針 |
ポイントは、ハリスをかなり長め(6m)に取っていることです

イサキはカゴが近すぎると警戒して餌を食わなくなるため、あえてハリスを長く取って、カゴと付けエサの距離を離しているとのことでした。
このあたりは、ルアーのリーダー感覚とはまったく別物で、なるほどと勉強になりました。
また、仕掛けとカゴの間に、ゴムヨリトリも装着します。

不意に大物がかかってもこのゴムが伸びて、力を分散させることでラインブレイクを防いでくれます。
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【釣果報告】イサキは渋い、アカイサキ・ヒメダイは好調
肝心の釣果というと…、
エサ釣りということもあり、魚種・数自体はそこそこ出ました。

なかなか良いサイズも上がってきました❗️

あと、名前は忘れましたが、普段釣れない魚も釣れました。

ただ、ここで中乗りさんから重要なコメントがありました。

アカイサキは、本命のイサキよりも「一段下」のタナにいるんですよね。
つまり、私のように指示ダナにきっちり同調できていないと、本命イサキを飛ばして一段下のアカイサキばかりが釣れてしまう。
これは「棚が合っていない」サインでもあったわけです。

魚は釣れてるのに棚がズレてるって、初心者には気づけないわ💦
そして肝心の本命イサキは…、激渋でした😭

私が釣ったイサキは、なんと中乗りさんが掛けたものをそのまま巻き上げた1匹のみ。
自力では釣れず…。
この日はイサキの最高が3匹で、その人以外は1人0〜2匹という渋さ💦
聞けば1週間前は1人13匹くらい釣れていたそうで、まさにタイミングの釣りだなと痛感しました。
【おまけ】チャーターなので、ちょこっとタイラバ
実は今回、新調したタイラバリール「紅牙RX IC」も持ち込んでいて、コマセ釣りの合間にタイラバを投入してみました。

上記のタックルセッティングに、TGビンビンスイッチ80gでカサゴ(15cm以下)をキャッチできました❗️

小さかったので、写真も撮らず、即リリースしました。
天神丸でマダイを獲ってくれたTGビンビンスイッチが、駿河湾でも仕事をしてくれて嬉しかったです😊
新調した紅牙RX ICのファーストインプレッションは、別記事で詳しくレビューしています。
TGビンビンスイッチで79cmのマダイを獲った天神丸の釣行記はこちらです。
▼渋い時でも釣らせてくれる、JACKALLのTGビンビンスイッチ80gはこちらからチェック
【正直レビュー】ルアーマンがコマセ釣りをやって感じた本音
初めてのコマセ釣りで感じた、良かった点と、合わなかった点を分けてお伝えします。
| 良かった点 | 合わなかった点 |
|---|---|
| ①エサ釣りなので、とにかく魚が釣れる。坊主になりにくい ②アカイサキ・ヒメダイ・連子鯛など多魚種で釣れる ③タナと同調がハマったときの「狙って獲る」感覚は奥が深い | ①タナの取り方・餌の同調が、初心者にはとにかく難しい ②釣れる魚が多い分、〆る・血抜きなどの処理が大変 ③コマセ(オキアミ)の匂いが手や道具に強烈につく。とにかく臭い。 ④電動リールなので、巻いてる感がない。 |
正直に言うと、「臭い」が、ルアー派の私にはかなりキツかったです💦
コマセが減ってきてカゴに入りづらいので、手袋を着用した手に入れ込んでいましたので、手袋が恐ろしい臭さになりました。

何度も水洗い、何度もハイター漬けして、やっと匂いが落ちました💦
ルアー釣りは、極端に言えば「ルアーと自分の腕で食わせる」釣り。
一方でコマセ釣りは「撒き餌でいかに魚を寄せて、タナを合わせ続けるか」という釣りで、楽しさの軸がまったく違うと感じました。
どちらが上ということではなく、完全に好みの問題ですね。

魚はめっちゃ釣れる。
でも臭いがキツイから、私は合わないかな💦
これからコマセ釣りをやってみようか迷っている方は、「数釣り・多魚種・食べて美味い」を取るか、「手返しの良さ・手の汚れにくさ」を取るかで、自分に合うか判断するといいと思います❗️
舵丸の石花海コマセ釣りは「数は出るが、タナと同調が全て」
今回の初コマセ釣行で分かったことは、
- コマセ釣りは「待ちの釣り」で、タナの取り方と餌の同調がすべてを決める
- 同調がズレると、本命イサキを飛ばして一段下のアカイサキばかりになる
- エサ釣りなので魚は釣れるが、匂いがきついのでルアーマンには好みが分かれる
本命のイサキは渋い一日でしたが、舵丸さんは船も大きく、シャワー・仮眠ルーム・綺麗なトイレと設備が充実していて、初めての沖釣りでも快適に過ごせる良い船でした。
石花海は魚影の濃い一級ポイントなので、タイミングが合えばイサキの数釣りも十分狙えると思います。
次に挑戦するなら、今回の反省を活かして「指示ダナへの同調」をもっと丁寧にやってみたいですね。
そして個人的には、やっぱり次は紅牙RXを握って、タイラバで大鯛を狙いに行きたいと思います❗️
▼初コマセの相棒。多魚種に対応するイサキ・五目の完成仕掛けはこちらからチェック






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