初心者が水没したDAIWAのマグシールド搭載リールをオーバーホール。費用、時間、実釣検証あり

初心者がマグシールド搭載リールのオーバーホールをした結果
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こんにちは、kabao23です。

梅雨の時期は、釣りに行けなくて悶々とする方も多いのではないでしょうか。

そんな時こそ、釣具のメンテナンスをしてみるのはどうでしょう。

今回、2年前に水没させてゴリ感と巻重りで使わなくなったDAIWAのマグシールド搭載機・19エメラルダスLT 2500S-H-DHのオーバーホールに挑戦してみました。

  • 初心者がマグシールド搭載リールのオーバーホールができるのか
  • 初心者のオーバーホールでゴリ感と巻き重りは改善できるのか
  • 初めてオーバーホールする場合、どのくらい時間と費用がかかるのか

みなさんの疑問に回答したいと思います。

結論として、やる前は不安でしたが、写真を撮り順番通りに分解と組み立てをすれば、初心者でもオーバーホールすることはできました

この記事では写真付きでオーバーホールの手順を説明し、実施後の実釣にて負荷試験を実施した報告を行います。

この記事で分かること
  • 19エメラルダスLT 2500S-H-DHのオーバーホール手順を写真付きで説明
  • 初心者が揃えるべき最低限必要な道具
  • オーバーホール実施後の変化と今後の改善点
  • オーバーホール後の実釣による負荷試験

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初心者がマグシールド搭載のエメラルダスLTをオーバーホールしようと考えた理由

水没した19エメラルダスLT 2500S-H-DHの状態について

2年前に不注意で水没させてしまったDAIWAのマグシールド搭載機の19エメラルダスLT 2500S-H-DHですが、修理代が高くて、これなら新しいリールを買ったほうが良いとの結論に至り、放置していました。

水没時の詳しい経緯とメーカーからの修理代については過去の記事をご参照ください。

ドラグノブだけ部品を交換して、たまにキス釣りやサビキで使用しましたが、ハンドルを回転させるとゴリ感が酷く、巻き出しも凄く重くて、エギングでの使用はできない状態でした。

新品は高い為、故障覚悟でオーバーホールに挑戦

元々、この19エメラルダスLT 2500S-H-DHはエギングにて使用していました。

エギング用に新しい2500番リールが欲しいと思っても釣具屋で下見をしましたが、高くておいそれとは買えません💧

パパ
パパ

どうせ買うならとつい高いリールに目がいってしまう💦

エアリティ欲しいわ

また、中古リールも考えていたよりも高くて、それなら新品を買う方が良い状況でした。

そのため、まずエメラルダスLTを自分で直してみて、失敗したら諦めて新しいリールを買おうと考えました。

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自分でマグシールド搭載機のオーバーホールをする場合の注意点

水没後のリールの大きな問題点は3つでした。

①ドラグノブが閉まらない

②ゴリ感

③巻重り

まず、①のドラグノブは新品に交換したら改善できました。

残りの2つはオーバーホールで改善できるかなと考えた時に、最大の難関であり注意点となったのが、ダイワ独自の防水テクノロジー「マグシールド」です。

本来、マグシールド搭載機は「ユーザーによる分解不可」が前提となっています。

一度でも自分で内部を開けてしまうと、その後はメーカー(SLP WORKS)での修理・メンテナンスを受け付けてもらえなくなる可能性が極めて高いです。

完全に自己責任になりますので、マグシールド搭載機の分解を検討している方はご注意ください。

私の場合は修理見積もりを取った結果、修理しないと決めたので、最悪の場合は壊れても仕方ないと考えてオーバーホールに踏み切りました。

これがもし、今の相棒であるセルテートでしたら、間違いなくメーカーに出していたと思います。

高い機種はメーカーに、安い機種は自身でオーバーホールするのが良いと考えます。

▼私がメインで使用しているDAIWAのマグシールド搭載機・セルテートについてはこちらをチェック

オーバーホールに必要な道具

初心者がオーバーホールに使用した道具一覧

今回、私がオーバーホールに使用した道具を紹介します。

  • ドライバーセット(主に+1)
  • パーツクリーナー
  • 紙コップ
  • メンテナンスグリス
  • 紙ウエス
  • ピンセット
  • 六角レンチ
  • カメラ(スマホ)
  • 展開図(DAIWAのホームページ参照)

私はメンテナンスのプロではないので、本職の方からすると違う点があるかもしれませんが、今回は上記の道具で実施しました。

初心者の場合、解体はできるけど組み立ての順番が分からなくなるため、パーツを外す度に写真を撮ることをオススメします。

写真と展開図があれば、間違わず組み立て出来ます。

パーツクリーナー

部品の油汚れやグリスの除去に使用します。

元々、メンテナンスはする方ではないので、ホームセンターで少量で販売しているものを購入しました。

今回使用したGS超強力パーツクリーナーはこちらをチェック

メンテナンスグリス

ベアリング交換や日々のメンテナンスで使用しているSHIMANOのメンテナンスグリスになります。

内部のギアやベアリングに使う為、オイルではなくグリスを使用しました。

今回使用したSHIMANOのメンテナンスグリスはこちらをチェック

紙ウエス

紙の雑巾になります。

汚れや余分なグリスの拭き取りに使います。

ティッシュはすぐボロボロになり、カスが出るのでメンテナンスでの使用には向きません。

こちらは自動車のメンテナンスでも使われているので、耐久性に優れています。

今回使用した紙ウエスはこちらをチェック

展開図

エメラルダスLTの展開図はDAIWAのパーツ検索システムにて入手できます。

エメラルダスLTの展開図(出典:DAIWAの公式ホームページ)

こちらはPDFのものになりますが、WEB版を見ると番号の部品が何なのかも記載されているので、大変分かりやすくなっています。

毎回、スマホで写真を撮って展開図を見比べると、分解後に取り付けする際の道標となります。

マグシールド搭載機・エメラルダスLTのオーバーホール手順

スプールとローターの取り外し

まずはドラグノブを緩めて、スプールを取り外します。

エメラルダスLTのスプール取り外した写真

続いては、メインシャフトからスプールボールベアリングワッシャーの取り外しです。

メインシャフトよりボールベアリングワッシャーを取り外している写真

これをピンセット等で慎重に取り外してください。

そうすると後は簡単に取り外しができます。

順番にスプールボールベアリング。

メインシャフトからスプールボールベアリングを取り外した写真

続いてクリックホルダー。

メインシャフトからクリックホルダーを取り外した写真
メインシャフトからワッシャーを取り外した写真

ローターナットは六角レンチにて取り外します。

メインシャフトからローターナットを取り外している写真

ローターナットSC(ネジ)をドライバーで外すと、ローターが取り外せます。

メインシャフトからローターナットSC(ネジ)を取り外している写真

ローターを取り外すと、金色のマグシールドプレートが出てきます。

ボディとローターが分解された写真

ハンドルは不要なので、反対向きに回わして取り外します。

ボディよりハンドルを取り外した写真

禁断のマグシールドの取り外し

前にもお伝えしましたが、マグシールド搭載機は一度開くとメーカーが修理対応してくれなくなるので、自己責任でお願いします。

こちらがマグシールドになります。

マグシールを解体し始めた写真

それではオープン❗️❗️

メインシャフトとボディからマグシルドプレートを取り外した写真
パパ
パパ

ん!?

マグオイルがないっ💦

購入して6年半ほど使用した上、水没までさせているので、マグオイルが抜け切っていたようです。

マグシルドオイルが抜けきっている写真

クラッチリングを引っ張って、メインシャフトから抜き取ります。

メインシャフトからクラッチリングを取り外した写真

ワンウェイクラッチ取り外すと、このような部品となっています。

取り外された後のワンウェイクラッチの写真

ピニオン、ドライブシャフト、ドライブギアの取り外し

ピニオンボールベアリングプレートのネジを外して、ピニオンを引き抜きます。

ピニオンボールベアリングプレートをメインシャフトから取り外した写真
メインよりピニオンギアを取り外した写真

ピニオン下にベアリングとワッシャーが入ってます。

さらにメインシャフトよりベアリングとワッシャを取り外した写真

ネジを外して、本体のボディを分解していきます。

本体のボディを解体するため、ネジを取り外している写真
リアキャップを取り外した写真

リアキャップを外すと、オシレーティングポストが抜けますので、落とさないように注意してください。

オシレーティングポストが抜き出た写真

ボディを分解すると、ドライブギアが出てきます。

ボディが分離されて、ドライブギアが出てきた写真

今回はドライブギアの外し方が分からなかったので、先にメインシャフトを引き抜きました。

ボディよりメインシャフトを引き抜いた写真

1番大変だったのは、ドライブギアの取り外しです。

外し方が分からず、かなり時間を要しました。

実は反対側のベアリングのところにドライブベアリングリングが入っていました。

ドライブベアリングリングを抜き取ろうとしている画像

これを外さないと分解できません。

抜き取ったドライブベアリングリングの写真

外すにはやはりピンセットが必要ですね❗️

リングを外すと、ドライブギアが分解できました。

ドライブギアが取り外された写真

最後に残ったオシレーティングギアも取り外します。

オシレーティングギアを取り外した画像

これで全ての部品が解体できました。

部品の洗浄とグリスアップ

ポイントは外した順番に並べておくことです。

分解した部品を並べている画像

これをするだけで取り付けの時の迷いが減ります。

外した部品を紙コップに入れて、パーツクリーナーにて洗浄します。

パーツクリーナーで洗浄した写真

見た目で分かるほど、かなり汚れが落ちました。

分解した順番で取り付け→完成

撮った写真を元に順番に取り付けます。

取り付けが完成した写真

マグシールドのシールは外すと戻せなかったので、そのままにしました。

初心者がオーバーホールの結果

オーバーホールにより不具合の解消と次回の課題

実施前の問題点であった「ゴリ感」と「巻き重り」が解消しました❗️

巻き出しも軽くなり、ゴリ感が消えて、使えるリールになりました。

しかし、巻くと「シュルシュル音」が鳴るという別の問題が発生しました。

おそらくグリスの量が足りていなかったか、かみ合わせが少しズレているかが理由だと考えられるので、次回のメンテナンス時に調整したいと思います。

シュルシュル音は実釣面では問題ないので、一旦完了としました。

費用面の比較

今回、自身でオーバーホールした際にかかった費用は下記の通りです。

物品名金 額
パーツクリーナー272円
ドラグノブ(DAIWA)1,100円
メンテナンスグリス(SHIMANO) 1,040円
合計 2,412円 
※その他の道具は保持済み

修理に出した場合は10,120円だった為、かなり安く修理することが出来ました(差額:7,708円)

出来上がりは修理に出す方が良いですが、使えれば良いくらいなら自分でやる方が安くあげることが出来ます。

パパ
パパ

グリスやパーツクリーナーは次回も使えますしね。

実際掛かったのは部品代くらいですね❗️

初心者のため、作業時間は3時間半

初めてのオーバーホールでしたので、3時間半も掛かってしまいました。

釣り友はもっと早く出来るそうです。

釣り友
釣り友

機種にもよるけど、30分から1時間半くらいかな。

今回が初回で慎重に作業をしたので、次回はもっと早く出来ると思います。

オーバーホール後の実釣による負荷試験

せっかくオーバーホールしたので、ホームの室見川河口の実釣試験を行いました。

潮  汐 中潮(満潮12:40/干潮19:00) 
水  温24.1℃
 実釣時間 18:15〜19:40
天  気曇→雨

開始1時間くらいで水面にベイトが湧き始めました。

他でシーバスが上がったと横目で見ていたら、フォール中のIJ-22にヒットあり❗️

試し釣りで30cmのイシモチが釣れた写真

途中からシーバスにしては引かないと思ったら、30cmのグチでした💦

パパ
パパ

このタイミングでグチかい❗️

サイズ的に負荷試験にはならないなぁ

雨が強くなってきたので、ラスト一投をすると、ヒット後に恐ろしい勢いでドラグが出始めました。

ランカークラスのシーバスかと思いきや、上がってきたのは巨大なアカエイでした。

巨大なアカエイが釣れた写真

10分強くらい、出されて巻いてを繰り返しましたが、リールは全く問題なく使えました❗️

初心者のオーバーホールでも順序を守って行えば、問題ないことの証明になりました。

【まとめ】高いリールはメーカーで、安いリールは自分でオーバーホールがオススメ!

3時間半掛けて、初めてのオーバーホールを実施しました。

時間はかかりましたが、使えなかったリールが使えるレベルに復活し、費用も安く抑えることが出来ました。

展開図と写真があれば初心者でもオーバーホールできますので、安いリールなら自分でバラしてみても良いと思います。

今回自分でオーバーホールをしてみて、高いリールやマグシールド搭載機はメーカーに、安いリールは自分でオーバーホールするのが良いと実感しました。

よりリールに愛着が湧くと思うので、皆さんもぜひ試してみてはいかがでしょうか?

私はこの復活したエメラルダスLTにてイカを釣ります。

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