こんにちは、週末アングラーのkabao23です!
今回は長崎県の壱岐島で2日間にわたるマグロ釣りに挑戦してきました。
昨年も挑戦しましたが、1時間のファイト中にロッドが折られて惨敗しました。
1年越しのリベンジでは、「宝福丸」と「幸神丸」に乗船。
8年間の釣り人生の中で最高にアツい体験をしてきたので、その記録をシェアします。
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マグロの釣り方、まさに漁!
今回のマグロ釣りの概要は以下の通りです。
【場所】長崎県の壱岐島周辺海域
【日程】2日間
【乗船】幸神丸(初日)/宝福丸(2日目)
【釣り方】泳がせ釣り
【エ サ】アジ、ムロアジ、トビウオ
まずは鳥山を探し、マグロの動きを探っていきます。
マグロの活性が高いと水面を飛び跳ねます💦

マグロの存在を確認すると、船長がマグロの動きを先読みして、ポイントへ移動します。
水深に合わせた長さのラインを船上に出しており、ポイントに着いたらエサを投入。
ラインを手で持ち放出していく。

この時にラインが指に絡まないように注意
ラインを出し切ったら、輪ゴムでラインを止めて後は待つだけです。

マグロが喰ったら、輪ゴムが飛んでいく仕組みです。
ヒットすれば、ドラグが出ていくので、巻ける時にリールを巻く、あとは体力勝負💪
どうしても両手でリールを巻きたくなるが、リールが壊れる可能性があるので、無理して巻かない。
正しい巻き方としては、①左手でラインを手繰り寄せ、②右手でリールを巻く。

また、船の揺れを縦揺れを利用し、下がる時に巻くと疲れずに巻くことができます。

ポンピングの要領ですね❗️

マグロ釣りはとにかく体力勝負&チームプレイ!
通常の釣りでは味わえない巨大な魚とのファイトは、一生モノの思い出になります。
2024年マグロチャレンジの惨敗の記憶
1年前の2024年にも壱岐島でマグロ釣りにチャレンジしました。
風が少し強く、波があるコンディションでしたが、出船。
1時間ほどでポイントに到着し、アジを背掛けにして投入!
少し待ってアジが暴れ始めたなと思った瞬間、
じぃぃぃぃーーーーーーー
今まで聞いたことのないような音で鳴るドラグ、物凄いスピードで出ていくライン。
船長は落ち着いた声で「マグロやな」
歓声が湧く船上❗️❗️
そこから4名交代でハンドルを巻き、マグロを寄せていく。
2時間ほどファイトが続いている中、ロッドの先端が捻れていく。
嫌な予感がする💦
思った通り、ばちんっ!!という音が鳴り、吹き飛ぶロットの先端ガイド!
その後、2番ガイド、3番ガイドも吹き飛んでいき、ラインブレイク😭

長時間のファイトと船酔いで、全員疲れ果ててしまい、
こうやって2024年のマグロチャレンジは幕は閉じた。
では、2025年のマグロ釣りはというと、、、。
2025年マグロチャレンジ1日目:2時間に及ぶファイトの末に…
リベンジ初日は「幸神丸」さんに乗船。

やはりマグロ用のリールとロッドは凄いですね。

ラインは60〜70ポンドだそうです❗️
直径で約0.7mm〜0.74mmですので、太すぎて人の力では千切れません😅
出船し、まずは鳥山を探すところから始まった。
鳥山を見つけ、マグロのルートに先回りし、エサを投入。
まずエサは飛魚を使用。
少し待って喰ってこなければ、すぐにエサを回収し、次のポイントへ移動を繰り返す。
朝から10時間移動を繰り返すが反応はなく、とうとう最後のポイントに到着。

ここで喰わなければ、今日はもう無理でしょうね
飛魚は午前中になくなっていたので、アジを投入。
船上の一同が祈った瞬間、
じぃいいいいいいいいいいいい!

これは間違いなく、これはマグロや✨️
そこからは、4人で交代しながらリールを巻き続けること約2時間。
前回のロッド破断の不安があったが、船長が上手く操船してくれて、ロッドに捻れはないっ。
安心してリールを回すことができ、ヒットから2時間後、マグロが海面まで浮いてきた。
銛で狙いを付けて、

一撃っ!!


この時に誤ってラインを銛で切ったら、大ひんしゅくですね(笑)
筋肉痛必至のバトルを制し、見事マグロをキャッチすることができた。

ワタを抜き、150kgとのこと。
これが人生で初めてのマグロとなった!
2025年マグロチャレンジ2日目:さらに1本!1時間のファイトで2本目ゲット!
2日目は「宝福丸」さんに乗船。

「宝福丸」は人気YouTuberの「釣りよかでしょう」でも登場したアジガミ様が船長です。
前日、1本釣れているので、気持ちは非常に軽い(笑)
この日はムロアジをエサに使用し、さらにもう1本のヒットを狙います。
出船30分でポイントに到着。
ムロアジを投入した数秒後、

やばっ、もう来た💦
昨日の移動が嘘のように、一発目からヒット!
1時間ほどのファイトの末、またしても巨大マグロをキャッチ!

前日の経験があったため、手際よく上げることができました。
あと、宝福丸には電気ショッカーが積んであったので、その影響もありそうです。
いやいや、それにしてもアジガミ船のリールはバカデカでした😅

リールはこちら↓

こちらのほうが初日より大きく、ワタ抜き165kgでした。

出船30分、ファイト1時間、帰港30分の超濃密な釣行でした❗️
最後はみんな、漁師の顔つきになっていました(笑)
ちなみに2日目にマグロを釣った時に使用したフックを記念でいただきました。

フック先端と返しを削ってお守りにする予定です❗️
【参考情報】マグロ釣りは6月から遊漁船枠が解禁!
マグロには国際法により漁獲量の制限が定められており、日本でも厳しく管理されています。
「遊漁船によるクロマグロの採捕は、例年6月1日から枠の範囲で解禁されます。詳細は水産庁の公式発表をご確認ください。」
(※出典:水産庁公式サイト)
漁獲量制限があるため、枠を超えるとマグロ釣りをすることができません。
2025年6月もわずか5日で上限枠を越えてしまい、6月の間は禁漁になってしまいました。
可能であれば、6月1日に行くのをオススメします。
マグロ釣りの面白さ・魅力とは?
貴重な非日常体験
巨大なマグロとのファイトは、普通の釣りとはまったく別物。人生に一度は体験すべきレベルです。
ファイトに2時間かかる釣りはそうありません💦
チームプレイの充実感
1人ではとても釣り上げられないサイズです。
今回は4人でチャレンジしました。
(まぁ、マグロ船の船長は一人であげるそうですが😅)
仲間と協力して釣る喜びは、釣果以上の価値があります。
マグロが水面まで上がった時には、喜びと安堵で船上での一体感を味わえます。
釣ったマグロを持ち帰れる!
釣ったマグロは自分で持ち帰って食べることも可能です。
新鮮な本マグロを味わうのは最高の贅沢!
赤身だけでなく、中トロ・大トロと食べ放題です。
「宝福丸」はこのシステムを確立しており、1匹解体費用40,000円で解体後に真空パックで郵送してくれます。

実際に掛かる費用は変動の可能性があるので、直接ご確認ください。
マグロ釣りの注意点・デメリットも忘れずに!
自然が相手なので、運の要素も大きいです。
今回は運良く2日とも釣れましたが、何も釣れずに終わる可能性も十分あります。
チャーター代1日数万円〜十数万円かかることもあります。
マグロを追って、次々にポイント移動をする為、ガソリンを大量に消費します🔥
下手したら対馬方面まで行くこともあるとのことで、お金がかかる釣りです💦
※各船により金額差はあるので、直接ご確認ください。
マグロ狙いに集中するため、他の釣りはできません。
また、竿を1本しか出さないので、基本的には移動して待つだけの釣りです。
もし、2本竿を出すと、2本共にマグロがかかると絡まり、ラインブレイクしてしまいます。
大型魚とのファイトは危険も伴います。
船長の指示に従わないと怪我のリスクもあるため、初心者ほど注意が必要です。
特にラインが指に絡んでいる時に、マグロが喰ってきたら、下手したら指が吹き飛びます…。
マグロを追って、ポイントを次々に移動する釣りです。
普段に酔いに強い方でも13時間も船上にいると、移動による揺れと長時間の乗船に酔いやすくなります。
きちんと酔い止め薬を服用することをオススメします❗️
▼酔い止めはアネロンがオススメ
まとめ|壱岐島のマグロ釣りは一生モノの体験!
壱岐島のマグロ釣りは、体験としても釣果としても最高レベルの釣りでした。
釣りというよりも漁ですし、費用も手間もかかりますが、それに見合う価値と感動がそこにはあります❗️
あなたもマグロを釣りアングラーになってみませんか?
6月1日から解禁されるこの季節、ぜひマグロ釣りにチャレンジしてみてください!
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