こんにちは!毎週末、堤防で釣りしているkabao23です。
遊漁船に乗った時、「クーラーボックス一杯にするぞっ」と多くの釣り人は考えます。
実際、大漁でクーラーボックスに入り切らないほど釣れた時の満足感は最高です❗️
ところが、
帰っている時に考えるのが、「これだけの魚をどうやって処理しよう?」ということ。
数匹ならまだしも、10匹を越える量や大型魚だと処理に物凄い時間がかかります💦
時間がかかると、処理が雑になり魚の味も落ちるので、魚に申し訳ないと思うことが多々あります。
みなさんは「自分で料理するよりプロにさばいてもらえたらな…」と思ったことはありませんか?
実は、福岡市には釣った魚を持ち込んで調理してくれる居酒屋があります。
今回は、赤坂にある「磯飯倶楽部」さんに釣魚を持ち込み、美味しい料理にしていただいた体験をご紹介します。
さらに、魚の鮮度を保つための装備や、持ち込みのコツ、料金なども詳しく解説しますので、
ぜひ参考にしてみてください。
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釣った魚、プロに調理してもらいませんか?
大漁に釣れた魚、皆さんはどのように処理されていますか
・自分で自宅で処理する
・自宅に持ち帰り、内臓だけ取り除きラップ等で巻き、寝かせる
・ご近所さんに配る
・捌いてくれるスーパーに持ち込む(有料)
・居酒屋に持ち込んで飲み会(有料)
このように色々な方法があると思います。
下記の写真は2024年秋に遊漁船ポラリスさんでの釣果ですが、うち半分が私一人の釣魚です。

さて、どうしようか考え、嫁に連絡しましたが、

うちの冷蔵庫にはこんなに入りません💢
…、怒られました😭
釣魚を持ち帰るメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
・食費が浮く (しばらくは魚料理には困らない) ・自分の好きな料理が作れる ・自分で捌くのでコストが掛からない | ・大漁だと捌くのに時間がかかる ・大量のゴミが出る (夏場は臭いが問題になる) ・キッチンが汚れる ・冷蔵庫と冷凍庫のキャパの問題 |
それぞれ、良い面と悪い面があります。
特にうちはキッチンが汚れるのを嫌がられます😅
同じような家庭があると思います。
そんな、あなた!!
釣魚を居酒屋に持ち込み、プロに料理してもらいませんか?!
今回は「磯飯倶楽部」を紹介します。
磯飯倶楽部ってどんな店?
「磯飯倶楽部」は福岡市中央区赤坂にある、魚料理に定評のある居酒屋です。

【公式URL】

お店には入るとタックルが飾ってあります、それも大物釣り用の!

この時点で釣り人は大興奮です(笑)
店内は落ち着いた雰囲気で、カウンターとテーブル席があり、常連さんから観光客まで幅広く利用されています。
持ち込みについては事前に相談が必要ですが、快く対応してくれる貴重なお店です。
実際に釣魚を持ち込んでみた
この日、博多グランデ釣れた魚は
2025年4月下旬は、福岡近郊の遊漁船・博多グランデで釣りを楽しみ、真鯛、連子鯛、アオナが釣れました。

大漁でちゃんと写真取る暇がなかったのですが、この中に10匹以上入ってます。
船上で神経締めまでしてもらえたので、鮮度はバッチリです。
鮮度を保って持ち込み!
釣った魚はすぐに血抜きをして持参のクーラーボックスへ。
博多グランデの船長は、イケスに入れていると釣るだけ釣って持って帰らない人もいて、魚が可哀想という理由ですぐ血抜きするそうです。
この日は、長浜鮮魚市場の自動製氷機で大漁の氷を入手し、保冷力の高い「DAIWAのLIGHT TRUNKα3200」を使用しました。
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血抜きとしっかりと保冷していましたので。夕方に店へ持ち込む頃でも魚の目はまだ澄んでおり、状態は完璧でした。
魚をすべてお渡しして、そのまま帰宅して一旦、道具の後片付けとシャワーを浴びました。

魚の引き渡し時間が早いとお店にスタッフがおらず、
クーラーボックスを置いて帰ることになりますので、ご注意ください❗️
どんな料理になった?料金は?
スタッフに魚を渡す時に、調理法を相談がありましたが、
おまかせで!と伝えておりました。
予約した時間に店へ到着しカウンターに座ったら、順番で料理が出てきます。
この日のメニューは以下のような感じでした。
真鯛の真子

ふわふわで、大変ビールが進む味でした🍺

釣りで疲れた身体にビールが染みます🍺
真鯛・連子鯛・アオナの刺身(一部、炙り)

かなりの量が出てきました😅
連子鯛は塩とレモンで食べるのがオススメとのことでした✨️
美味しいので一人で食べきりましたが、何人かいたほうが良いですね。
ちなみに前に来た時にはこんな感じで調理してもらいました。

真鯛の塩焼きと白子

白子が絶品!
下に敷いているのが昆布の炙ったものでこの塩気がより白子を引き立たせてくれました。
これが今回は一番美味しかったです。
あら炊き

こちらのお店のあら炊きのタレは絶品で、このタレを使った卵かけご飯が有名です。
今回は腹一杯になりすぎて、白米はまで辿り着かず、あら炊きは半分持ち帰りました💦
料金は?
一人で飲むには一品あたりの量が多かったので、何人かで行くほうが良いかと思います。
ただし、一品一品、丁寧に調理されており、釣魚とは思えないレベルの味と盛り付けでした。
持ち込み調理代は1人あたり2,000〜2,500円と以前、伺っています。
ただ、私は毎回、持ち帰り用に柵取りしてもらっているので、持ち帰りの量によっても値段が変わります。
この日は真鯛、連子鯛、アオナのそれぞれ半身を柵取りしてもらいました。
合計料金は6,800円(税込)。
料理(4品)
ビール(2杯)
焼酎ボトルキープ+炭酸割りセット
釣った魚の柵(半身・3種)

普通に居酒屋で飲んだ金額になりましたが、
処理要らず・料理要らず・美味しい料理にお土産付き❗️
個人的にはとてもお得です❗️
釣った魚を持ち込む時に、失敗しない3つのポイント
① 鮮度維持がすべて。クーラーボックスはケチるな!
釣った魚を美味しく食べてもらうには、何よりも鮮度が命。
保冷力の弱いクーラーだと台無しになるので、保冷性能の高いモデルを選びましょう。
私が使っているLIGHT TRUNKα GU3200(GUシリーズ)でも十分な保冷力がありますが、
真空断熱パネルのクーラーボックス(ZSSシリーズ)はより高い性能を持っています。
クーラーボックスは短期間で更新するものではないので、長い目で見ると初めから良いものを買うほうがお得です。
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あと注意点ですが、長い魚でクーラーボックスにそのまま入らない時は、絶対に曲げて入れないでください。
身割れしてしまい、大きく味が落ちてしまいます。
入らない場合は頭や尻尾を切り落としましょう。

もしくは、大きなクーラーボックスがあればなお良しです❗️
②神経締め
今回乗った遊漁船・博多グランデさんでは、釣った魚をすぐに神経締めしてくれました。
※根魚や小さい魚はそのままですが。
この処理によって、数時間後でも魚の食感と旨味がしっかり保たれます。
遊漁船に乗る際は船長に神経締めが可能か事前に聞いて、可能であればお願いするようにしてください。
③ お店には必ず事前連絡を!
突然魚を持ち込むと迷惑になりますので、必ず事前連絡をするようにしてください。
上記内容を伝えて、快諾をもらってからお店に持ち込みましょう。
店によっては調理できない魚もあるので要注意です。
まとめ:釣った魚をプロ料理人に調理してもらうという最高の贅沢!
今回、磯飯倶楽部さんでの持ち込み体験を通して感じたのは、釣った魚をプロに調理してもらう喜びです。
私自身、魚を捌くことはできますが、上手く下ろせない上、時間がかかり魚の味が落ちるということをよく経験します。
その点、プロは凄いっ!
自分で捌いた刺し身と比べても、全然味が違います。
魚のポテンシャルを引き出しています。
これは素人料理人ではできません。
自分で釣った魚が、最高の一品としてテーブルに並ぶ光景は、まさに釣り人冥利に尽きます。
福岡で釣りをされる方、ぜひ一度試してみてください!
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