こんにちは、kabao23です。
私は堤防釣りがメインですが、人気堤防は最近混雑しているし、釣れないことも多いので、遊漁船に乗りたい気持ちに駆られています。
しかし、遊漁船って当然ながら結構な費用が掛かります。
タイラバやジギングが好きだけど、お金が掛かるから簡単に(もしくは頻繁に)行けないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は福岡のかもめ広場より出船している遊漁船・CEREZO(セレッソ)のご紹介と釣果報告をいたします。
なんと破格の10,000円でタイラバ・SLJが出来ます!
福岡のかもめ広場発の遊漁船CEREZO(セレッソ)について
CEREZO(セレッソ)の基本情報
CEREZO(セレッソ)は福岡市のかもめ広場より出船している遊漁船になります。
出船場所は天然温泉ホテル海KAIの向かいになります。
駐車料金がかからないことも嬉しいですね。
船は大きくないので、最大乗員数は8名となっています。

狭い為、個人のクーラーボックスは持ち込みません。
クーラーボックスは備え付けが2つあり、ここに釣った魚と食べ物・飲み物を入れます。
まずは前方のクーラーボックスです。

続いて後方のクーラーボックスになります。

このクーラーボックスに入っている氷を帰りに貰って帰れます。
個人のクーラーボックスは持ち込めないので、釣った魚にはカラーバンドで目印をつけるそうです。
船自体が狭いので、人がいる場合に船横の通路を通り抜けるのに、少し気を使います。
キャビンの中に入れるのは5名が限度ですね。

タックルホルダーは船体と船縁に結構あるので、数本のタックルを持ち込んでも大丈夫です。

CEREZO(セレッソ)の船長について
体格の良い、爽やかな船長でした。
何とかして釣らせようとしてくれる熱意のある方でした。
遊漁船を開業して1年半(2025年11月時点)のため、船長暦は若いのですがしっかりされていました。
CEREZO(セレッソ)の驚きの料金設定
ホームページでの料金は下記の通りです。
| 分類 | 中分類 | 料金 |
|---|---|---|
| タイラバ・ジギング | 近距離 | 10,000円/名 |
| タイラバ・ジギング | 中距離 | 11,000円/名 |
| タイラバ・ジギング | 遠距離 | 13,000円/名 |
| タイラバ・ジギング | チャーター(MAX:8名) | 80,000円 |
| タチウオ | 乗り合い | 5,000円/名 |
| タチウオ | チャーター(MAX:8名) | 40,000円 |
| 夜焚き | 乗り合い | 10,000円/名 |
| レンタルタックル | ー | 2,000円/1タックル |
ただ距離によって値段が変わると書いていますが、タイラバ・ジギングは遠距離でも10,000円で行ってくれるとのことです。

い、一万円!?破格すぎる💦
福岡市の遊漁船で遠距離(壱岐)まで行くと、普通は14,000〜16,000円くらい掛かります。
タチウオ船も普通は7,000円ですからね。
福岡市のタチウオ船にプラス3,000円したら、タイラバができるわけですから本当に破格で魅力的です❗️
CEREZO(セレッソ)が激安の秘密は、副業経営とセルフサービスにあり
船長が副業で遊漁船をやっているようで、専業遊漁船と違いコストメリットを出しているのかもしれません。
そのため、土日祝日のみの営業となっています。
福岡の一般的な遊漁船より激安ですが、下記のような細かいサービスを求める人には向いてないかと思います。
神経抜き以外は大した問題ではないですね。
セルフサービスとフルサービスの違いが価格差なのかもしれません。
CEREZO(セレッソ)はこんなアングラーにオススメ
上記の通り激安なので、コストパフォーマンスを優先する方にはオススメです❗️
普通の遊漁船に2回乗る料金で、3回乗ることができます。
乗る回数を増やしたい、上手くなりたい方には良いと思います。
私は神経抜きは出来ませんが、血抜き程度は出来るので自分で行えば済むことです。
ある程度セルフサービスで済む方にとっては魅力的な遊漁船です。
CEREZO(セレッソ)での釣果報告
若潮で非常に渋い状況
前日のウネリが残っていたため、元々5時の予定を30分遅らせて出港となりました。
今回はまず小呂北方面へ移動。
移動時は船後部でタックルボックスに座っていましたが、船が上下に揺れており、何度か体が浮き上がり落ちるので、お尻が打ち付けられて痛かったです。
そこそこ波がある状況でしたが、釣り開始の停泊中は若干揺れている程度でした。
当日の潮の状況は下記の通りです。
| 潮 汐 | 若 潮 |
| 満 潮 | 6:20 |
| 干 潮 | 12:30 |
小呂北で釣りを開始しましたが、潮が動いていない為に更に壱岐まで移動することになりました。
またも寂しい個人釣果報告
タイラバを落とした一投目で真下に落ちていき、潮がスカスカなのを感じた。

こりゃあかん💦釣れなさそう。
実際、潮の流れは0ノットでした。
終日、長潮で潮が動かず、渋い釣果であった💦
その中でも何とかあたりを取り、

たまにシーラ(ペンペン)の群れにあたり、その中にコシナガマグロがついていました。
シーラは活性が高く表層で喰ってきており、回収中のタイラバでも表層で釣れました。

その後もジグでシーラがヒットしましたが、タモ入れに時間がかかりそうだったため、ブリ上げようとしてバラしてしまいました😅
まぁ、ペンペンだからバレても良いかなと思っていたら、結局フエフキダイ1匹とペンペン1匹と寂しい釣果に終わってしまいました(涙)
船全体も厳しい釣果状況
船全体としても厳しい状況で、一緒に行っていた後輩も寂しい釣果でした。
エビラバを使っていたので釣れなさそうと思っていたら、ちゃっかりアオナを釣り上げてた。

さらに、同じエビラバでウスバハギを釣るというミラクル❗️❗️


やったぞぉーーー!
▼まさかのウスバハギが釣れたエビラバをチャックする
前半はワイワイしていたが、あまりに釣れず後半は沈黙の時間が長く感じました。
最終的な船全体の釣果は下記のとおりでした。
| 個人別 | メイン釣法 | 釣 果 |
|---|---|---|
| 私 | タイラバ | ペンペン1匹、フエフキダイ1匹 |
| 後 輩 | タイラバ | アオナ1匹、ウスバハギ1匹 |
| A | ジギング | コシナガマグロ1匹、ヤガラ1匹、ペンペン数匹、アオナ2匹 |
| B | ジギング | ヤズ1匹、コシナガマグロ1匹、ペンペン数匹 |
| C | ジギング | コシナガマグロ1匹、アラカブ1匹、金魚1匹 |
| D | タイラバ | 根魚(アオナ、キジハタ、カサゴ)7匹 |
| E | タイラバ | 小鯖1匹、フエフキダイ1匹 |
| F | タイラバ | アコウ1匹、アオナ1匹、アカハタ1匹 |
タイラバの方は全体的に調子が悪く、私含め5名がメインでタイラバ行っていましたが、最終的にタイは一枚も釣れませんでした💦
普段であれば根魚ももっと釣れるはずなのですが、今回はそれもボロボロの釣果でした。
チャンスは午後1時過ぎの登り潮のタイミングとのことであったが、大きな見せ場なし。
あまりに釣れないため、14時納竿の予定を15時まで延長してくれたが釣果は伸びず、潮が流れ始めたと感じた頃には納竿となりました。
【反省点と課題】タイラバに固執&潮汐を考えていなかった
拘りを捨てて、周りで釣れている人を真似すること❗️
ジギングメインの3名中2名はペンペンやコシナガのチャンスがあったため、厳しい中でもそこそこ魚を釣っていました。
私はタイラバのほうが釣れると思ってタイラバメインで行っていたが、ジギングのほうが釣れている状況を眼の前にしてもタイラバに固執してしまっていました。
周りで釣れている人を見習う必要を痛感しました。
また、ジギングメインで行っていた方のうち1名は2日前にも別の遊漁船になっており、DAIWAのTGベイトでよく釣れていたそうで、今回もTGベイトで釣れたとのことだった。
事前にTGベイトでよく釣れると聞いていましたが高額だったので、別のジグを買ってしまいました😅
やはりアドバイスは素直に聞くべきでしたね。

セールの時にTGベイト買っておこうっと❗️
▼ただ巻きでも驚くほど魚がよく釣れるDAIWAのTGベイトをチェックする
潮汐を考えて日程を組む❗️
それに潮汐も釣果にかなり影響していると感じました。
今回はチャーターなので人が集まる日程でしか組めなかったので、潮汐まで選べませんでした。
しかし、今後はきちんと潮汐まで考えて日程調整を図りたいと思います。
初のシーアンカー(パラシュートアンカー)経験
シーアンカー(パラシュートアンカー)とは
今回のCEREZO(セレッソ)はドテラ流しではなく、シーアンカー(パラシュートアンカー)を使う遊漁船でした。
私がこれまで乗った遊漁船はすべてドテラ流しだったので、シーアンカーを使う遊漁船は初経験でした。
シーアンカーを入れることで、船が安定するために両舷で釣りができるそうです。
パラシュート型アンカーを利用した流し釣りは、風や潮流の方向、強さに合わせて、パラシュートを操ることで、船が流されるスピードをコントロールすることができるため、広い範囲の色々なポイントで船を安定させて流しながら釣りを楽しむことができるもっとも有効な方法です。
https://www.friends-marine.co.jp/cgi/edit-data/img/382_pdffile.pdf
船首にパラシュートアンカーが準備されています。

投入したパラシュートアンカーが流れていきます。

パラシュートアンカー(うっすら見える黄色いやつ)が開くのを待ちます。

ポイント移動時は船長が手動で投入・回収を行います。

この作業が毎回必要となります。
今回経験したシーアンカー(パラシュート)の感想
個人的な感想ですがパラシュートアンカーはリズムが悪くなるので、ドテラ流しの釣りのほうが好きですね。
ドテラ流しの場合だとポイントに着いたら直ぐに釣りが始められますが、シーアンカーを使う場合は待つ必要があります。
潮が動いていないと開くまでに時間がかかるので、長潮や若潮だとさらに時間がかかる。
しかし、過去に乗船したグランデでも風仁丸でもパラシュートアンカーなしで、ドテラ流しで両舷で釣りをしていました。
ドテラ流しとシーアンカー(パラシュートアンカー)のメリット・デメリット
ドテラ流しとは風や潮に任せて船を流す釣り方で、タイラバでは一般的な釣法になります。
私の考えるドテラ流しとシーアンカー(パラシュートアンカー)との違いをまとめてみました。
| ( 比 較 ) | ドテラ流し | シーアンカー |
|---|---|---|
| メリット | 広い範囲で探ることができる。 ポイント到着後すぐに釣ることができるので、手返しが早い。 | 船が安定する。 両舷で釣りができる。 |
| デメリット | 反対舷が釣りにくい。 潮・風次第で釣りにくい角度になる。 風や波の影響を受けやすく、船体が大きく振られやすい。 | パラシュートの投入・回収に時間がかかる。 ポイント到着してもパラシュートが開くまで待つ必要がある。 潮が動かない日はパラシュート開きにくい。 |
どちらが良いかは状況次第かと思いますが、個人的にはリズムよく釣りができるドテラ流しのほうが好きですね。
【まとめ】コスト優先ならCEREZOはベスト!
CEREZO(セレッソ)は乗船代・駐車場含めて福岡で最安値だと思います。
細かいサービスよりも料金を優先する人にとっては、非常に良い船だと思います。
釣果的には恵まれませんでしたが、長潮ということもあり潮汐がかなり釣果に影響が出るのを実感しました。
CEREZO(セレッソ)はお財布に優しいので、今回の反省を活かすためにリベンジマッチを行いたいと思います。
▼ただ巻きでも驚くほど魚がよく釣れるDAIWAのTGベイトをチェックする

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